浜田醤油

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醤油・味噌・酢・ソースほか調味料の製造・販売

浜田醤油


江戸、明治を通じて、海運物資の集積地として盛え、熊本城下の玄関 口となった小島町。町は米殻を収蔵する倉庫や商店などが軒を並べ、その一つとして、明治20年に「浜田醤油」が誕生しました。当時の面影を残すのは、江戸後期に建てられた店舗をはじめ、明治・大正・昭 和に渡り造られた蔵や機械室など。これらは熊本の醸造の歴史を伝える 歴史遺産として「国登録有形文化財」にも指定されました。
 
なかでも竹のレストランは、竹や石など自然素材を生かした独創的な設計で、国内外で活躍する建築家、隈研吾氏が担当。 当社の「日本の伝統的な味を次世代に伝えるために」という哲学に共鳴いただき、ご協力をいただくことになりました。このレストランでは、浜田醤油のこだわりの味を集結させ、醤油の素晴らしさを感じていただけるメニューでお客さまをおもてなしいたします。 蔵と自然に囲まれる新しい空間とともに、浜田醤油はこれからもあらたな歴史を刻んでいきます。

文政元年(1818年)。屋号は『浜屋』、初代は「卯三郎」、現会長濵田康成は、『浜田醤油』の七代目です。熊本市小島町は、かつて物資の集散地としてにぎ わった商人町。明治初年までの浜田醤油は穀物商で、現在の社屋の裏あたりに 船着き場があり、白川を遡上して熊本城下まで米や大豆を運んでいたと伝えら れています。浜田醤油三代目が、その麦や大豆に塩を加えて醤油をつくったことが、浜田醤油の始まりです。   

六角形にマルと浜田の「は」。亀甲マルハと呼ばれる浜田醤油のシンボルマ ークは「いつまでも栄え続ける企業であるように」との願いを「亀は万年」の 言葉になぞらえてつくられたもの。2018年で創業200年を迎える歴史も、1万年の理想から見ればほんのわずかです。まして現代は、今までにないほど激しい変化の時代。これまで熟成した変革の姿勢を、いよいよ本格的に試すとき がやってきました。

徳を尊び業を広める、つまり「人々の役に立つ仕事に誠意をもって取り組み続ければ、おのずから業績も伸びる」という、「崇徳廣業」の4文字は、墨痕あざやかに本社に掲げられ浜田醤油の創業の理念です。その理念のとおり、三代目は昔からの熊本の 醤油の味を生かした、ほんのりと甘みが香る熊本ならではの醤油を開発。四代目の時代には近隣の庶民の暮らしにすっかり根を下ろしていました。

培った力を応用し、事業を飛躍させたのは、五代目が経営を担った戦後のことでした。浜田醤油の歴史は、変革に次ぐ変革の 歴史でした。ただ浜田醤油でいう変革とは、昔ながらのホンモノの醤油の風味を、時代時代の最新の技術とアレンジを加える ことで、新しい時代に合わせて生まれ変わらせること。そして、そのために知恵を絞ること。つまり「変えないために、変わり続けること」なのです。


浜田醤油は、熊本市小島町に七代続きこだわりの製品を提供して参りました。

良い醤油は「良い水」から。を理念に、浜田醤油の製品は仕込みの段階から阿蘇山系の湧水の恩恵を受けた、日本有数の水どころ熊本の水を使用しています。熊本市内の水道水は今でもほぼ100%が地下から汲み上げた湧き水で賄われています。
これは阿蘇や九州背梁の山々に降った雨が、地中深く染み込んで地下水となり、永い時間をかけて湧き出したものです。熊本の豊かな食文化はこの水に育まれてきました。

醤油という商品を通じてそこに携わった人からそれぞれのこだわりの哲学を吸収して浜田醤油はさらに成長します。確固たるブランドイメージはそうした姿勢の延長に確立されていくと信じています。  また、常に時代にあった新しいとり組みを行っている浜田醤油の醤油加工品は、まさに変革に次ぐ変革の歴史。ただ浜田醤油でいう変革とは、昔ながらの本物の醤油の風味を、時代時代の最新の技術とアレンジを加えることで、新しい時代に合わせて生まれ変わらせること。そして、そのために知恵を絞ること。つまり「変えないために、変わり続けること」。これがこれからの浜田醤油の大きな目標にもつながります。 そして新たな浜田醤油のプロジェクトが今動きだします。 

    Brewery, Grocery Store, Food & Beverage Company

   096-329-7111

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      西区小島6-9-1, Kumamoto-shi, Japan

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